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軽量・コンパクトで扱い易くコストパフォーマンスに優れた『ジクサーSF250』
2020年に登場し、街中でもたくさん姿を見かけるようになったスズキの人気ライトウェイトスポーツモデル『ジクサー』シリーズ。
ベースとなる『ジクサー150』、同時に登場した『ジクサー250』がネイキッドモデルなのに対し、『ジクサーSF250』は車体を覆うフルカウルを装備し、新設計のLEDヘッドランプが精悍なフロントマスクを演出。
ハンドルもセパレートハンドルが装着されスポーティーな印象に仕立てられています。
『ジクサーSF250』は現在他メーカーでの採用がない、エンジンオイルの循環によりエンジンを冷却する「油冷」方式を採用し、スズキの御家芸ともいえる油冷エンジンの復活に2019年の発表当時は大きな反響を呼びました。
油冷エンジンはただ珍しいだけでなく、エンジン自体を計量・コンパクトに設計することができるため、車両全体の重量も軽量化することができ、パフォーマンスの側面においても大きく貢献している機構です。
実際『ジクサーSF250』の車両重量は158kgと非常に軽量で、バイクを降りての取り回しもしやすいです。
また、シート高は800mmとスポーツバイクとしては標準的な数値ですが、車体がスリムなため数値以上に足つき性が良く、車重の軽さも併せて停車時にも不安は少ない印象でした。
そして、登場時にはその価格設定も話題となりました。
新車価格で40万円代と、250ccモデルでも平気で70万円近いモデルが多く登場する現代において、リーズナブルな価格設定は新規ライダーやリターンライダーでも手が届きやすく、多くのライダーに歓迎されました。
初期費用となる車両代に加え、新型油冷エンジンは燃費もコンスタントに30km/L以上を維持する良好さを発揮し、車検要らずの250ccモデルだから重量税や保険料などのランニングコストが安いのも嬉しいポイントです。
そんなコスト面に優れた『ジクサーSF250』ですが、現在2023年モデル以降の新車価格は若干値上がりし51万4800円。
これでも250ccモデルのスポーツバイクの中では手の届きやすい価格ですが、手ごろな中古車両を探せば30~40万円程度で狙うことが出来ます。
2023年モデルで排ガス規制などが加えられ、エンジンの出力特性に多少の変化がありましたが、2022年以前のモデルの性能に劣っているといえる点はほとんどないでしょう。
そんなリーズナブルな価格設定も魅力な『ジクサーSF250』ですが、もちろん魅力は価格だけではありません!
確かに価格や特徴的なエンジン形式、ランニングコストも特徴ではありますが、『ジクサーSF250』の真の魅力はお値段以上のパフォーマンス!
次の記事では、実際に『ジクサーSF250』に試乗して感じた魅力をお伝えします!
NEXT▶▶▶『ジクサーSF250』のお値段以上の魅力って?
続きは明日公開です!