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スズキ『SV650X』ってどんなバイク?
スズキの『SV650X』は、人気のミドルスタンダードスポーツである『SV650』をベースに、レトロテイストなビキニカウルやセパレートハンドル、タックロールシートを採用し、カフェレーサースタイルへと変身を遂げたモデル。しかしその中身は単なる外観変更にとどまらず、乗り味にも独自の魅力がプラスされています。
ベースとなる『SV650』は、軽量な車体とパンチの効いたVツインエンジンによる軽快なハンドリングが特徴で、ツーリングからスポーツ走行まで幅広く楽しめる万能性が魅力です。

SUZUKI SV650X(2018年モデル)
低回転でトルクフル、かつ高回転まできれいに回る645ccのVツインエンジンは大型バイクビギナーでも扱い易く、ベテランでもしっかりスロットルを開けて楽しめます。パワーに振り回されることが無い点が充実した走りを実現する要素のひとつでしょう。
『SV650X』はこの基本性能を継承しつつ、セパレートハンドルによる前傾のライディングポジションが特徴。
これによりフロントへの荷重が増え、コーナリング中の大きなギャップに対する車体の収束性が向上し、よりスポーティな走りを楽しむことができます。
しなやかに動く足回りは街乗りでも峠道でも快適な乗り心地を実現し、ツーリングでも頼もしい装備です。
フロントサスペンションにプリロードアジャスターを装備し、好みに合わせたセッティングにできるのもスポーツライディングを好むライダーには魅力的なポイントです。

SUZUKI SV650X(2019年モデル)
その点では、2019年の使用変更ではフロントブレーキが2ポッドから対向4ポッドへ変更。また、2022年の排ガス規制に対応する仕様変更でエンジンの最高出力や出力の特性が変わっているので、性能を気にする方は注意したいポイント。
スタイリッシュな『SV650X』ですが、単なるネオレトロバイクとしてだけでなく、軽快で力強いスポーツバイクとしても高い実力をもっていますよ!
スポーツ走行をメインに楽しむならスタンダードよりも「X」がおすすめかも?