2016年に登場したカワサキの250ccネイキッドモデル『Z250SL』は中古市場でも手の届きやすいライトウェイトスポーツ! 精悍なスタイリングも魅力だけど、当時のインプレはどうだった?
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125cc並みに軽量コンパクトな車体 スポーツライクな走りに対応する足まわり【KAWASAKI Z250SL ABS】(2016年)

KAWASAKI Z250SL(2016)

画像: 125cc並みに軽量コンパクトな車体 スポーツライクな走りに対応する足まわり【KAWASAKI Z250SL ABS】(2016年)

文:太田安治
※この記事は2019年2月1日にwebオートバイで公開されたものを再構成した記事です。

コンパクトな車体で扱いやすさ極まるハンドリング

画像1: コンパクトな車体で扱いやすさ極まるハンドリング

Zシリーズの最小モデルがZ250SL。

エンジンや車体といった基本コンポーネンツはニンジャ250SLと共通で、違いはフルカウルを取り払ったネイキッドスタイルとバーハンドルの装備程度、という兄弟車だ。

車体が125〜150ccモデル並みに軽量コンパクトなうえに、ハンドル位置が高めで力を入れやすいから、取り回しは自由自在。

ハンドル切れ角も大きく、狭い駐輪場での移動やUターンも楽々と行える。

画像2: コンパクトな車体で扱いやすさ極まるハンドリング

ルックスから受ける印象どおり、走行特性は軽快かつシャープ。

ゼロ発進がスムーズで低回転域での粘りもあり、市街地走行ではストレスフリー。このクラスの単気筒エンジンにありがちな高回転域での重ったるさや不快な振動もない。

各ギアで回し込んでやれば小気味よく速度が乗っていくから、最高速は150km/hを超えるはず。このパフォーマンスなら高速道路でも不満はない。

何より特徴的なのが扱いやすいハンドリング。

画像3: コンパクトな車体で扱いやすさ極まるハンドリング

やや幅広で高めにセットされたハンドルバーで上体に負担が掛からず、低速時でもフラつきにくいし、腰で操る感覚を身に付けられる。

上体が起き気味になることで見通しが効いて精神的な余裕も生まれるから、エントリーユーザーにも優しい。

ただ、タンデムシート位置が高く、無造作に跨ぐとテールカウルを蹴ってしまう。小柄なライダーは気を付けたほうがいい。

画像4: コンパクトな車体で扱いやすさ極まるハンドリング

前後サスペンションのセッティングはややハードな設定で、荒れた路面では特にリアからの突き上げが大きめ。

逆にハードなブレーキングでも姿勢を乱さず、コーナーアプローチでスパッと向きを変えるスポーツライクな運動性を示すから、2〜3速を多用するようなミニサーキットならニンジャSLや2気筒のニンジャ/Zよりも速いだろう。

ビギナーにも扱いやすいストリートコミューター適性と、積極的に操れるスポーツ性を併せ持った守備範囲の広いオートバイだ。

文:太田安治
webオートバイ公開日:2019年2月1日
※掲載記事は記事公開日時点での内容であり、時間の経過などに伴って内容に不備が生じる可能性があります。ご了承ください。

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