2008年に『Dトラッカー』から『DトラッカーX』へと進化したカワサキの快速モタード。ファイナルエディションとなった2016年モデルのインプレッションはどうだった?
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KAWASAKI DトラッカーX FINALEDITION(2016年)

KAWASAKI D-TRACKER X Final Edition(2016)

画像: KAWASAKI DトラッカーX FINALEDITION(2016年)

文:太田安治
※この記事は2016年11月10日にwebオートバイで公開されたものを再構成した記事です。

ファイナルというのが惜しい爽快な走りが魅力のモタード

画像1: ファイナルというのが惜しい爽快な走りが魅力のモタード

Dトラッカーの歴史は意外に長く、初代のデビューは98年。「闘う4スト」という過激なキャッチフレーズを裏切らない運動性能で大好評を博した本格オフロードモデルのKLX250をベースに、前後17インチのホイールや形状の異なるハンドルバーを装着してオンロード適性を高め、スーパーモタードと呼ばれるジャンルを盛り上げた。

車名の最後に「X」が付く08年型からキャブレターに代わってインジェクションを採用、専用のサスペンションセッティングや大径ブレーキを採用してスポーツ性能と同時にストリートでの乗りやすさもアップした。

画像2: ファイナルというのが惜しい爽快な走りが魅力のモタード

このファイナルエディションには専用グラフィックや美しいブルーのアルマイト処理が施された前後リムが与えられている。

水冷DOHC4バルブ単気筒のエンジンは高回転までシャープに回り、そのスポーツ性ゆえにニンジャ250SLやZ250SLにも搭載されているほど。

3000回転以下では少々頼りないが、7000〜1万回転でのパンチはニヤリとしてしまうほど爽快。単気筒ながら振動も少なく、高速道路走行も快適だ。

画像3: ファイナルというのが惜しい爽快な走りが魅力のモタード

フロントからの旋回性に優れたハンドリングや、進入スライドを容易にする強力なリアブレーキなど、腕のあるライダーを納得させるセッティングも大きな魅力。

排ガス規制の強化で16年型を最後に姿を消すが、個人的にはZ250SLをベースにした新型Dトラッカーの登場に期待したい。

文:太田安治
webオートバイ記事公開日:2016年11月10日
※掲載記事は記事公開日時点での内容であり、時間の経過などによって不備が生じる可能性があります。ご了承ください。

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