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レブル250の魅力は『見た目だけ』じゃない!
ご存じの人もいるかもしれませんが、実はレブル250が搭載しているエンジンって、元々はスポーツバイクのCBR250Rのエンジンがベースになっています。
スポーツバイクのエンジン特性をアレンジしてクルーザーに搭載しているんですが……
そのアレンジ具合というか、パワー特性がとにかくすばらしい!
レブル250の初期型のエンジンの味付けを担当したエンジニアは若い人なんだけど、これは本当によくやったと思います。
最高出力は26馬力。
250ccのアメリカンクルーザーで単気筒エンジンだと考えれば充分というか、優秀な数値だと思います。ちなみに最高出力に関しては現行モデルも同じ。
でも最高出力うんぬんよりも、低~中速域のピックアップがとにかくイイ!
元気さが、ハンパない!?
信号待ちからのスタートダッシュとか、時速30~40キロで走っている状態からの加速。そういう時のパワー感がモリモリしてて、スロットルを開けた途端にババッ!と勢いよく走り出します。
この瞬間が本当に気持ちいい!
街中での『よくあるシチュエーション』が全部楽しくなるんです。これ、レブル250というバイクの「オモシロさ」のひとつなんですよ?
クルーザーアメリカンなのに、ホンダらしさも抜群!
あとはやっぱり、レブル250はどこまでいってもホンダ車だっていうこと!
もう純粋にワインディングでも走りが楽しいんです。
アメリカンクルーザーとしてはバンク角も深くて、さっきも言ったとおりスポーティなエンジン特性もあって……想像以上にエキサイティングな走りができます。
ステップ位置もやや高め。マフラーもすこし角度がついていてバンク角を確保。
ちゃんと「走るバイク」として設計されてる。クルーザーといえども、そこはやっぱり『ホンダ』です。
そしてワイドなフロントタイヤ。見た目もカッコいいけど、このタイヤが優しく運転しやすいハンドリング特性に貢献しています。
でも重量は軽いから、動きそのものは軽快! 初期型レブル250のサスペンションは街乗りでも乗り心地が良いけど、ワインディングでもしっかり仕事をしてくれます。
コントロール性の高いフロントブレーキで薄くフロント荷重をかけながらバイクを寝かせる。コーナーの出口が見えたら、思い切ってアクセルオンして即座に後輪のトラクションを作り出せる。
走りの楽しみかたが、どこまでもスポーティ!?
運転していると『やっぱホンダのバイクはこうだよな!』って嬉しくなっちゃいます(笑)
それに街で乗れば、初期型といえどもこのスタイルはやっぱり目立つ!
シンプルで綺麗なメーターもおシャレだし、レブル250はスタイルの部分に満足感がすごく高いバイクです。
だけど!
いざ走らせてみると、カッコよさ以上に走りの楽しさがすごい!一気にガツンと好きになります。
そして、それこそがきっとレブル250がここまでの超人気バイクにまで成長した最大の理由!
カッコいいだけじゃなく、運転に安心感があって、250ccだから維持費も安い。
そこに加えてトドメの一撃。ものすごくシンプルに、走っているだけで最高に気分がいい!
そりゃもう今日の人気爆発は当然の結果でしょう……
初期型も最新の現行モデルも、その「走りの魅力」自体は変わりません。最新モデルには当然憧れるけど、中古で選ぶ初期型レブル250にだって魅力はたっぷりあります。
カッコよくて、走らせると楽しい。
だって結局のところ、バイクに『それ以上』なんて無いですからネ!