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憧れの大型免許を手に入れたら?
排気量が400ccまでに限定される普通二輪免許から、大型二輪免許にステップアップ!大型二輪免許さえあれば、日本国内で買えるバイクは基本的になにを乗ってもOKです。よりどりみどり!
でも「これを買うんだ!」って既に憧れを決めているのでなければ、参考までに聞いてください。
大型バイク最初の1台に、650ccのミドルクラスを選ぶとその後のバイク人生がけっこう変わるかもしれません。

今回、おすすめのミドルクラスとして推したいのはカワサキのニンジャ650(2018)です。
なぜこのバイクかと言えば……いきなり本題から脱線しますがカッコいいからです。だって、せっかく大型免許を手に入れたならダサいバイクは嫌じゃないですか。
その点でカワサキのニンジャシリーズならスタイルは鉄板。
ちなみに下の写真は最新モデルのニンジャ1100SX(2025)ですが……
KAWASAKI/Ninja 1000

どうでしょう? もちろん最新ニンジャ1100SXは洗練されていてカッコいいです。それにいろいろと豪華です。
まぁ、お値段180万円弱のバイクなので、むしろそうあってくれないと困りますが(笑)
KAWASAKI/Ninja 650(2018)

でも、2018年モデルのニンジャ650だって、そんなに悪くないと思いません? だってこの年式のニンジャ650はカワサキが本気で作ったミドルクラスとしてデビューしましたから。
そしてこのバイク、2025年の今だと60万円台で狙い目の個体がけっこう多いんですよ! 妙に値段が上がったりしてないところも良い感じ!
はじめての大型バイクにミドルクラスを選ぶべき理由
それはズバリ、ライディングスキルの蓄積です。
650ccなどの中間排気量クラスはパワーがちょうどいいとか、軽くて疲れないというのも真実ですが、それよりも大事なものがあります。
結局、ライディングスキルって自分の経験と蓄積でしかないということです。

例えば、プロのレーサーだって最初は小排気量から経験を積んでいきます。
そして上のクラスに昇格したら、下のクラスで培った蓄積のみを頼りに彼らは戦うんです。それと近いニュアンスがあるかもしれません。
もちろん私たち普通のライダーはレーサーじゃないですから、そこまでシビアな世界ではありません。

でも「どんな大排気量バイクでも運転が怖くない」ことは最低限クリアしたい。
でないと、せっかくの大型バイクも宝の持ち腐れになってしまいます。
そこで良いのがニンジャ650だと思うんです。
上級モデルに通じるカッコよさはさっき言ったとおりですが、それだけじゃありません。まずは車格と重量のお話ですが……

身長163cmの女性ライダーでも違和感ゼロでリラックスできます。
大型バイクとしては……ですが、コンパクトな車体とアップライトなライディングポジションもニンジャ650の特徴です。

これがいきなり超前傾姿勢のバイクになったりするとそれだけで面食らいます。ヘタをするとバイクの乗り方がわからなくなるほどに……
とても大事な『重さ』のこと
ニンジャ650(2018)の重量は193kg。大型バイクとしては軽いですが、同時期に発売されたいたニンジャ400が167kg(軽すぎ!?)ですから、そこと比較すればかなり重いことになります。
そして大型免許へステップアップして大事なことのひとつに『重いバイクの扱いに慣れること』があるんです。

ニンジャ650は身長163cmの女子ライダーでも、ほとんど両足ベッタリなので、重さに対する恐怖は生まれません。
いつの間にか、自然にバイクの重量増に身体が馴染みます。
ですが重いバイクには重量による独特の動きがあります。これは大型バイクに乗りなれた人なら、みんな知っているはず……次回はそのあたりも含めて、中古で狙うニンジャ650の魅力をレポートしていきたいと思います!
NEXT▶▶▶ニンジャ650の走りやパワーはどんな感じ?
続きは明日、公開予定です!