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ホンダ『CB1300SF』ってどんなバイク?
1992年の初代モデル「CB1000F」からはじまったプロジェクト BIG-1のコンセプトを今に伝えるビッグネイキッドの象徴的存在がホンダ『CB1300SF(CB1300 SUPER FOUR)』です。
ホンダ伝統の直列4気筒エンジンは総排気量1284ccという大排気量で最高出力はMAX113馬力を発生します。しかし、本当に注目すべきは最高出力よりも、低~中回転域のズ太いトルクと大パワーの扱いやすさ。ゆっくり走らせるだけでも大きな満足感を得られるエンジンフィーリングはCB1300SFの大きな魅力です。
迫力のボディは眺めているだけで満足できるものであり、純粋なネイキッドスタイルは流行り廃りにも流されません。価格帯としては高級車と言えますが、一度オーナーになれば長く豊かなバイクライフを送ることができる1台です。
また、走行性能もさることながら、こだわり抜いた4気筒エンジンのサウンドも魅力のひとつ。エンジン始動時から『これが純正マフラーのサウンドか?』と驚くほどの迫力でライダーを魅力します。
また、長い時間をかけて熟成されてきた走りの性能は、現行モデルで既に「バイクとしてほぼ完成の域にある」と感じられます。
おすすめは2017年のビッグマイナーチェンジ後のモデル。2016年以前は国内独自の規制が厳しかったですが、それが緩和されたことで作り手側として「性能を出しやすい」ようになりました。また、2020年にもビッグマイナーチェンジを受けて電子制御スロットルやパワーモードセレクター、トラクションコントロールなどの先進装備を獲得しています。中古車価格に大きな差がなければ2020年以降のモデルが確実にお買い得となります。
ホンダ『CB1300SF(2017)』主要諸元
全長×全幅×全高 | 2200×795×1125mm |
ホイールベース | 1520mm |
最低地上高 | 125mm |
シート高 | 780mm |
車両重量 | 268kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ直列4気筒 |
総排気量 | 1284cc |
ボア×ストローク | 78.0×67.2mm |
圧縮比 | 9.6 |
最高出力 | 81kW(110PS)/7250rpm |
最大トルク | 118N・m(12.0kgf・m)/5500rpm |
燃料タンク容量 | 21L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25°00’ |
トレール量 | 99mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・180/55ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | 油圧式ディスク・油圧式ディスク |